軽井沢 | フランス食品店 Tartagnan (タルタニアン) | #軽井沢移住者グルメ100選

2019年4月12日
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信州に住んでいると、なんでこんな山奥の辺鄙なところに、東京でもなかなか見つけられないような美味しい店があるのだろうと驚くことがある。

 

北軽井沢にあるこちらのお店もその一つだろう。軽井沢町から20−30分ほどの北軽井沢。ときにクマも出るような山深い別荘地。その地域で圧倒的な支持を誇るフランス菓子の匠のお店といえば、こちらのカフェ・ド・フルミエールである。

 

ただこのケーキ、軽井沢に住む上では、北軽井沢まで行かないと買えないのがもどかしいところだ。本当に美味しいケーキ食べたいなあと思うときに、気合い入れてドライブがてら行くようなお店という印象だった。

 

ただそのフルミエールが、なんと軽井沢にも新しいコンセプトのフランス食品店をオープン。ケーキだけではなく、デリも扱うということだから期待は大きい。これは軽井沢移住者としては大歓迎大歓喜なのである。 

(なお、フルミエールはホテル北軽井沢内の店舗にてリニューアルとのことなので、北軽井沢でも引き続き楽しめます。)

 

ということで今回の #軽井沢移住者グルメ100選 は、フランス食品店 Tartagnan (タルタニアン)の紹介。

 

Tartagnan (タルタニアン)

 

お店の場所は、塩沢交差点から軽井沢中学前に伸びる、通称グルメ通りから少し入ったところ。 

 

南側に新幹線が通っているので高い木がなく、日当たり抜群の立地。お店も木材を多用した外装でかっこいい。

 

 

日本語の看板があるわけではないので、通っただけでは何の店かわからないが、店名の横にあるフランス語を読むと、

 

Traiteur : 仕出し料理屋(デリ)

Pâtisserie:洋菓子屋

Boulangerie:パン屋

 

と書いてある。ここワンストップで何でも揃うようなフランス食品店といった感じだろうか。またひとつ、軽井沢にいい店ができたなあという感想だ。

 

フランス食品の充実さが半端ない

 

店内に入ると、まず大きなショーケースに美味しそうなデリが並んでいる様子だった。しかもかなり種類が豊富である。

 

 

さらに、その横にはフルミエールのフランス菓子がきれいに陳列されていた。

 

 

こちらは「ペタンク」と名付けられたフランスのシュークリーム。元は旧軽井沢のみで売っていた商品で、こちらのタルタニアンに移転する形で販売するとのこと。しかし、どれも映えるよな。。。

 

 

ブーランジェリーでもあるので、もちろんパンも置いてある。ここ一つでなんでも揃う印象だ。

 

 

一通りお店の中の商品を眺めてみて、フルミエールのプロデュースなので、お菓子系は充実するだろうなあということはなんとなく予想していたけれど、デリからパンまで本当になんでも揃っているのでびっくりした。

 

ケータリングサービスも始めるみたいなので、家に人を呼んで食事する際には、ここでいろいろ調達すれば完璧なホームパーティーになるんじゃないかこれ。。。

 

日本とは思えない、フランス推しの世界観

 

店内は、以前のフルミエールを知っている人であればびっくりするレベルのおしゃれテイストになっていた。南向きで広く採光した明るい店内。窓が多くて開放感があり気持ちがいい。

 

 

お店の看板もフランス語だったりする徹底ぶりで、パリのようなオシャレな雰囲気。

 

 

お店に聞いた所、晴れた暖かい日であれば、テラスでデリを食べることもできますよ、とのこと。これ、ヨーロッパ好きな人はたまらないのではないだろうか。

 

というか実際に軽井沢に住んでいるヨーロッパ人のたまり場になるんじゃないかなここ。。。

 

 

食品の充実度といい、フランス菓子の完成度といい、土地柄洗練された店が多い軽井沢でも、頭一つ抜けている感がある。ゴールデンウィークとかお盆の時期とか大人気になりそう。

 

さらに、テイクアウト用のランチボックスも提供するみたいなので、デリをいくつか選んで、ここのテラスで食べてもいいと思うし、ちょっと歩けば湯川ふるさと公園なんかもあるので、ここと併せてピクニックにしてもいいかもしれない。

 

使い勝手も広く、いろいろなシーンが想定できるし、なんというかもうここ、軽井沢のフランス食品調達処の決定版なんじゃないか。。。軽井沢のグルメがますます底上げされる予感である。

 

種類が豊富なデリ

 

ブログが長くなってしまうが、せっかく良いお店なのでメニューについても細かく紹介していこうと思う。

 

この日には全部で15種類くらいデリがあっただろうか。

 

 

確認できたものとして、

  • 鴨のコンフィ
  • グラタンドフィノア
  • クリームコロッケ
  • 季節野菜のフリット
  • 牛肉とゴボウの煮込み
  • シーザーサラダ
  • クスクスサラダ
  • キャロットラペ
  • キッシュドロレーヌ
  • ローストポーク
  • コールスロー
  • カブのハニーマスタード
  • 季節のピクルス

といった感じ。

 

まあデリなので季節や日によって変わるとは思うけれど、種類も豊富なので、自分の好きなものが見つかるはず。

 

普通にどれも美味しそうなので相当迷ったけれど、お店側と話をしながら選ぶプロセスも楽しかったし、なんというか、街になじみのフランスの惣菜屋ができたなあという嬉しさがあった。

 

価格帯は軽井沢にある他のお店よりも少し安く設定してある印象で、地元民としてもこのクオリティでこの値段なら、満足度は相当高いんじゃないかと思っている。

 

 

ということで、定期的に通いたいなあと思わせてくれるデリのお店でした。

 

フランス菓子のレベルは頭一つ抜けている

 

なんかデリだけでも相当満たされる感じだったが、ここで一番注目すべきは、なんといってもフランス菓子、こちらのオーナーパティシエが丁寧に作るアントルメである。

 

フルミエールでも何度か食べているが、どれも完成度が高い。北軽井沢で圧倒的に支持されているのが一口目で頷ける。

 

これらのお菓子、いやお菓子というよりも作品というレベルなのだけれど、それらを手がける職人が、こちらのオーナーパティシエでもある市田さんだ。

 

ツイッターなどを見る限り、とても気さくな方であることがわかる。

 

 

市田さんは、お店に出ているときは気さくに話しかけてくれる、すごいフレンドリーでいい人なのだが、実は市田さんはパリのコルドンブルーで学んでおり、さらにあのピエール・エルメ本店でも働いたことがあるという、超実力派のパティシエだったりする。

 

ウェブサイトからの引用。

Yuji Ichidaは1979年神奈川県横須賀市で生まれ

高校卒業後、製菓学校へ進路を決めパティシエの道を歩みだしました

その後、横須賀のラ・ポンムでパティシエとしての技術を磨いた後

六川光シェフプロデュース横浜関内のラ・ベール(現在は閉店)にて

シェフパティシエに就任 デセールの制作に取り組みます

 

2006年には兼ねてよりフランス菓子を追及したい、との思いより

フランスに渡ります

カフェでの勤務で生計をたてながら

ル・コルドンブルーParisでディプロムを取得後

ピエールエルメParis本店で働くことになります

 

2009年の帰国後はシェ松尾青山サロンでシェフパティシエを務め

2013年北軽井沢「カフェドフルミエール」を立ち上げ

2017年7月よりシュークリーム専門店「L’atelier chou Pétanque」をオープン

2019年フランス食品総合ブティック中軽井沢「タルタニアン」オープン

北軽井沢で自身の店舗を構える直前までは、東京にある有名店「シェ松尾」でシェフパティシエを務めていたというから、普通にびっくりする。そりゃあ当たり前にうまいはずだ。。。おごっている感じがないので全く気づかないがすげえ。。というかこの人、製菓界のエリートだろ。。。

 

冒頭にも書いたけれど、なんでこんなところに、こんなすごい人がいるんだろう、というのが信州グルメ(正確には北軽井沢は群馬県だけれど)の奥深さだと思っていて、市田さんとかまさにそれなんだと思っている。

 

本当の市田さんの凄み 

ただ、市田さんの素晴らしいところや、人間としての凄みの本質は、経歴を見ただけではわからないと思う。

 

ここからは自分の個人的な思いになるが、市田さんを見ていて心から尊敬できるところがあって、それは、自分のお店の営業だけではなく、その知識と技術を地域にも還元しているところである。

 

例えば、ご自身のお店だけではなく、近隣のホテルに、デセールのレシピを監修していたり。

 

ふるさと納税の返礼品として、チーズケーキを長野原町に提供していたり。 

 (それにしても注文が殺到したっぽいけれど大丈夫だったのだろうか…)

 

市田さんは、ただ商いをする事以上に、地域社会への貢献を考えながら活動している気がしていて、本当に懐の大きな人だなあと思うのである。 

 

また、そんな市田さんのTwitterを見ていると、たまにハッとさせられる投稿もある。 

(後者のツイートは地方創生のための起業支援金・移住支援金に対してのもの) 

 

市田さんは、都内なら何も宣伝しなくても行列ができるくらい、とても美味しいケーキを作る職人だ。自分は都内の有名店をすべて回る、というような洋菓子フリークではないけれど、そんな自分の舌でも違いがはっきりとわかるくらい、それらは抜群に美味しい。

 

大きな宣伝をしなくても、良いものはソーシャルメディアなどで一気に情報が広がる時代。彼の実力や経験を考えたら、東京や都市圏で商いをすれば大成功をするはずだ。彼は、それくらい美味しいお菓子を作る、超一流のパティシエだ。

 

そこまで彼と深い話をしたことはないのでここからは邪推にはなるが、それでも市田さんが軽井沢/北軽井沢に敢えてお店を構え、気軽にいつでも食べたくなるような価格でみんなに提供しているのは多分理由があって。それは地域貢献だったり、顔が見える距離でお客さんとのつながりを大事にしたいということだったり、何かしらの形で食を通じてみんなに幸せを届ける形を模索し続けたい、といったことなのではないだろうかと思っている。

 

そんな市田さんの意欲的な試みが、このタルタニアンという、新しい形の店舗に結晶されているのかなあなあなんて思っていて、そんな彼の信念も感じるお店でした。

 

そんな感じなので、定期的に通って、うまいデリやケーキ食べさせてもらいながら応援していこうと思っています。

 

こんな使い方がおすすめ

・客層は?:この記事を書いている時点ではオープンしたてなのでまだあまり読めないけれど、フルミエールのファン層である北軽井沢の別荘族、そして軽井沢の固定ファンが中心かな。店舗もオシャレだしインスタ映えから若い女性層だったり、県外からの観光客にも火がつく可能性もあるんじゃないかなあ。まあとにかく人気出そう。

 

・シチュエーション?:ちょっとした日常使いではもちろん、ちょっとしたホームパーティーのケータリングなどに使っても良さそうだし、ケーキだけ買って帰るのも家族みんなに喜ばれそう。休みの日だったり、観光で来た人は、ランチボックス買って外で食べるのも楽しそうだし、いろいろなパターンが考えられる。

 

・子連れフレンドリー?:デリにしてもアントルメにしても、小さい頃からこの味を覚えてしまったら、普通の料理やケーキではめったに満足しなくなると思うぞ。。。 というくらい美味しくて危険ということだけはお伝えしておきます。さっきも書いたけれどテイクアウトしてもいいので、小さい子供と一緒に入れるようなフレンチが少ない軽井沢では重宝するはず。

 

ちなみに駐車場は4台とのこと。人が多い季節には、もしかしたら満車になることもあるかもしれないので、その時は湯川ふるさと公園の駐車場を使うのがいいかも。ピークシーズンの休日でなければ、たぶん停められるとはおもうんだけれど。

 

現場からは以上になります。

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

このブログについて:2015年に東京都から軽井沢に移住した櫻井泰斗さんのブログを再編集してお届けしています。

櫻井泰斗
2015年に東京都文京区から軽井沢町へ移住。移住当初から「#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ」を運営。Twitter上で、軽井沢の移住者や移住希望者をつなぐコミュニティをつくる。移住に関する情報交換や、移住者間のコミュニケーションを活発にした。2020年コロナ禍をきっかけに夫婦でYouTube活動を始める。軽井沢での暮らしや観光情報を発信している。
Youtubeアカウント:さくらい夫婦の 軽井沢チャンネル

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