軽井沢 | 洋食 菊水 | #軽井沢移住者グルメ100選
2019年2月6日
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年齢を重ねたせいだろうか、古いものに、良さがあるなあと思うことがある。
骨董品、美術品、レトロな町並み。
軽井沢にある古き良きものの一つに、「洋食の味」がある。このお店が創業したのは80年以上昔の昭和初期、現在のシェフは3代目と、まさに軽井沢の老舗。 もともとは旧軽井沢にあったこともあり、「別荘族が育て守ってきた味」とも言えるだろうか。
今回の #軽井沢移住者グルメ100選 は、洋食 菊水 の紹介。
もともとは旧軽井沢にあったお店だが、数年前に移転。現在は塩沢と鳥井原の間に一軒家の店舗を構える。
この看板が目印。昭和の創業から使われている、懐かしいフォント。
一軒家の店舗。店の目の前に駐車できるのがうれしい。旧軽井沢は駐車場ない店がほとんどだからね。
店内の様子はこんな感じ。どことなく懐かしい、レトロな洋食屋の雰囲気がある。
この日は2人で訪問。頼んだのは、ハンバーグステーキとカキフライ。
非常にシンプルな作りだ。たぶん、道行く人100人に声をかけ、「洋食屋で出てくるハンバーグの絵を書いてください」と頼んだら、間違いなくこの構図が一番多いだろう。この、ごまかしの効かない直球のハンバーグステーキは、トリップアドバイザーにもコメントを書いたが、めったに食べられないレベルと思えるほど、完成度が高かった。
たとえば、ハンバーグの付け合せの野菜。茹で方、焼き方、すべて素材ごとに異なる調理方法で丁寧な盛り付けとなっている。
実はこの日は、オフシーズンだからか(?)、シェフの方がワンオペで接客から調理、さらに会計まで回していたのだが、どこにそんな時間があったのだろうかというくらい、丁寧な調理でびっくりした。
続いてはカキフライ。たっぷりの油の入った中華鍋で揚げられた大粒の牡蠣が5つも。まずいはずがない。
一口では食べきれないサイズなので、半分にして食べる。タルタルソースの絡みもおいしい。
スープとライス、食後にコーヒーがつくセットでした。
以前、同じ洋食ジャンルで記事を書いたお店、旧軽井沢にあるベンサムなんかは、オムライスからバッファローウイングまで、かなり幅広いラインナップ。菊水は、それに比べるとかなり絞り込まれた印象がある。
例えばランチメニュー。定番メニューは6種類のみ。
カキフライがあったのはたまたまで、冬季限定とのこと。
アラカルトも、洋食の定番を抑えてはいるものの、冒険的なメニューはなく、かなり絞り込まれている印象。
ただ、品数が少ないのは必ずしもネガティブなわけではなく、80年でここまでメニューが洗練された結果です、という印象を受けた。
むしろこのくらいのメニュー数だと、逆に制覇しがいがあるかも。
いくつか別荘族の方々のツイートを拝借。
立科高原豚とキャベツのメンチカツ@軽井沢 菊水
とても柔らかく、フワフワです。@karuisawa.life pic.twitter.com/CAAO657Wxz— Masamichi Semura (@m_semura) April 30, 2018
アイスホッケー観戦後のランチは、軽井沢の老舗洋食屋『菊水』へ。
ミクママはオムライス、ミクパパはポークジンジャーソテー。
オムライスが美味しいのはもちろんですが、マッシュポテトやスープもちゃんと手をかけて作っているのがよくわかり、大満足でした(^_-) pic.twitter.com/aY1OBc9Ayl— ミクママ (@mikumama611) January 20, 2018
カレーは三笠ホテルにあった伝統カレーの再現、というコンセプト。
@軽井沢 菊水の三笠カレー pic.twitter.com/tGA0Fps9uR
— ひかり (@nebulae_silver) December 13, 2015
どれを頼んでも当たり感がある。これが、1世紀近く、別荘族に鍛えられてきた味なのだろう。
旧軽井沢 菊水様のポークソテー
トロウマでした、また伺いたく。 pic.twitter.com/6I3P3jbGBC— 紫谷 楓 (@oregonomi) August 30, 2017
菊水 @ 軽井沢。クリスマスイブの今日の夕飯はビーフストロガノフ 。 pic.twitter.com/ogxm9aHf
— 理事長です Chairman/OSAJ (@OliveRijicho) December 24, 2011
ちなみに未挑戦だけれども、裏メニューでラーメンもあるみたい。平日に行ければなあ。
ラーメン@軽井沢 レストラン 菊水 洋食屋さんの裏メニューで、有名と聞いていました。
月曜と火曜だけ、ランチで、出すそうです。コーヒー付。
洋風の味でした。@karuisawa.life https://t.co/PFYWMY3GrY— Masamichi Semura (@m_semura) January 22, 2018
・客層は?:塩沢〜鳥井原あたりの、旅行客が少ないエリアということもあり、別荘族が主流。年齢層も少し高めかな。このランチタイムには、自分たちの他に3組お客さんが来たけれど、みなさん50代前後と思われるナイスミドルでした。
・シチュエーション?:ランチタイムでも、ディナータイムでも、どちらでも良さそう。ただし、ターゲットは別荘族ということもあり、価格帯は少し高め。贅沢に洋食を食べたいときになるだろうか。
・子連れフレンドリー?:うーん、難しいところ。子供用のメニューはなかったので、主流は夫婦二人とか、世代的にも落ち着いた年齢が多い印象。ああ、ただここのハンバーグは絶対子供受けするよ。このハンバーグに慣れたら、ファミレスとかいけなくなりそう。舌が肥えるぜ。。
現場からは以上になります。
ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。
このブログについて:2015年に東京都から軽井沢に移住した櫻井泰斗さんのブログを再編集してお届けしています。
櫻井泰斗
2015年に東京都文京区から軽井沢町へ移住。移住当初から「#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ」を運営。Twitter上で、軽井沢の移住者や移住希望者をつなぐコミュニティをつくる。移住に関する情報交換や、移住者間のコミュニケーションを活発にした。2020年コロナ禍をきっかけに夫婦でYouTube活動を始める。軽井沢での暮らしや観光情報を発信している。
Youtubeアカウント:さくらい夫婦の 軽井沢チャンネル
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