東京駅から軽井沢駅までの新幹線通勤中の仕事道具:作業効率化のために本当に役立つものを挙げていく(1)

2015年6月25日
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軽井沢から東京まで新幹線通勤をしていると、1日のうち多くの時間を列車内で過ごすことになる。

今回のエントリでは、この時間をいかにうまく効率的に使っていくかという話と、そこでどんな道具を使っているかを書いてみようと思う。ちょっと記事が長くなってしまったので、今回としては、仕事道具を揃える前提となっている仕事環境について、次回以降では具体的な通勤道具についてレビューを書こうと思う。

そもそも1日2時間以上をどう使うかという話

軽井沢から東京に通勤するとなると、時間帯や途中停車駅の数に左右されるが、最短1時間2分から最長で1時間15分を新幹線の中で過ごすことになる。これは片道なので、往復で計算すると、1日2時間以上と、けっこうな時間の長さである。ちなみに1ヶ月にすると40時間、一年にすると480時間。480時間あったら結構いろいろなことが出来そうな気がする。

こういう話をすると、通勤の時間が長いと大変なんじゃないか、とよく聞かれるのだが、自分の場合はまったく苦にはなっていない。

考え方によっては、1日2時間は、電車の中ではあるものの、自分の時間を確実に確保することができるということ。自分の仕事の忙しさをアピールするわけではないが、30代の働き盛りのビジネスパーソンにとって、平日毎日2時間を自分のために確保するというのは、一般論として結構難しいことではないだろうか。そう考えるとなんて贅沢な時間を持てるんだろうとすら思う。定期代の一部は事故負担になるが、通勤時間ではあるもののしっかり座って2時間が使える環境を買っている、という考え方も出来ると思う。

まあ現実を少し暴露すると、行きはメールと返信と業界ニュースのチェック、帰りは残業を片付けているのが実態であり、残念ながら仕事一色モードなのだが。本音を言うと、もう少し仕事に余裕があればこの時間を何かしらの自己投資、金曜の夜であれば晩酌に充てたいところ。

新幹線の中は快適そのもの


(上記は座席でPCを広げたところ。この環境なら十分仕事ができる。)

実際に通勤をしてみると実感できることとして、新幹線の車内の快適さは知っておくべきだろう。いくつかポイントを挙げていくと、まずは混雑しないということ。行き帰りともに自由席には100%座ることが出来るのだ。ちなみに帰りの下り線は東京駅発なので100%座れる。行きの上り線は軽井沢時点では多くても4-5割の乗車率で、高崎までは満席になることが殆どなかった。こちらは軽井沢駅の朝の風景。 並んでいても一つのドアに5-6人である。

次に、インターネット接続環境について。高速移動中は電波が途切れがちになったり、通信速度が遅くなるというイメージがあると思うが、高崎から東京まで、全くストレスのない通信速度が出る。LTEってすごい。

最後に、電源について。現代のビジネスパーソンにとって電源切れは死を意味すると言っても過言ではない・・でも、大丈夫。そう、E7系ならね。なんとすべての自由席で電源が提供されているので、アダプターを持ち歩いていればバッテリーがなくなることを気にする必要がない。

新幹線E7系の詳しいレビューは鉄道ファンに譲ろうと思うが、座席だけではなく、トイレや洗面台などの共用部に至るまで非の付け所がない。ベッドがあったら住めるレベルである。ちなみにこのVineは引越し前の下見に行った1月時点のものなのだが、この新車両の自由席に感銘を受けたことが、軽井沢に移住を決める上で大きく背中を押してくれたということを追記しておく。

仕事を快適にする工夫あれこれ

こんな素晴らしい環境を活かさない手はない・・・というところで、通勤時にどのような道具があれば、車内でがっつり仕事モードに入れるだろうかということを考え、実際に買い、使い倒してみた。

長くなったので今回はここまで。次回以降に、そんな試行錯誤の末に行き着いた仕事道具のレビューをいくつか紹介していこうと思う。

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

( 続く)

このブログについて:2015年に東京都から軽井沢に移住した櫻井泰斗さんのブログを再編集してお届けしています。

櫻井泰斗
2015年に東京都文京区から軽井沢町へ移住。移住当初から「#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ」を運営。Twitter上で、軽井沢の移住者や移住希望者をつなぐコミュニティをつくる。移住に関する情報交換や、移住者間のコミュニケーションを活発にした。2020年コロナ禍をきっかけに夫婦でYouTube活動を始める。軽井沢での暮らしや観光情報を発信している。
Youtubeアカウント:さくらい夫婦の 軽井沢チャンネル

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