軽井沢周辺で楽しめる!東信の桜の名所まとめ10選

2019年4月1日
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春といえば桜。

ただし、信州の春は遅い。東京であれば3月下旬にはお花見シーズンになるが、佐久や小諸では2週間、軽井沢周辺になると1ヶ月ほど時期がずれ込んで桜の季節に入る。

この地域は、それぞれの場所の標高差によって桜の開花時期がずれるため、軽井沢から1時間程度でドライブできるエリアだけでも、ひと月くらいはどこかしらでお花見が楽しめることになる。東京まで新幹線通勤をしていると、都内を含め1ヶ月半は楽しめるだろうか。軽井沢に住むとお花見のシーズンはたいへん得をしているなあと感じることがある。

そこで、Twitterのフォロワーの皆さんに、この地域であればどこがおすすめかを聞いてみることにした。

それにしても、おすすめでいただいた返信の数がすごかった。。。皆さん本当にありがとうございました!

とりあえず10選ということでまとめていますが、上記のツイートの返信欄にはもっといろいろな穴場スポットが寄せられているので、以下すべて回ったよ!というような上級者の方は併せてご参照ください m(_ _)m

ということで今回は、軽井沢周辺の桜の名所のまとめ。

上田城跡公園:4月上旬〜中旬が見頃 

最も有名で、人も多く集まるのは、上田城の桜だろうか。大河ドラマ「真田丸」で知名度も全国的に獲得したし、年々人が増えて賑わっている感がある。

ここでは、上田城千本桜まつりというイベントも開催されており、ボリューム感のある桜が楽しめる。

ライトアップもあるので、夜桜鑑賞もばっちり。

 場所はこちら。

小諸城址懐古園:4月中旬〜下旬が見頃

小諸市でもっとも大きな桜の名所は、小諸駅前にある懐古園。 

小諸城の石垣と桜のツーショットはなかなかのもの。こちらも夜桜がきれい。

場所はこちら。

駐車場が限られているので、朝イチか夕方以降をおすすめします。

さくラさく小径:4月上旬~下旬が見頃 

佐久市にある、名前がちょっと変わった桜の名所。佐久市によると、

さくラさく小径は、千曲川の豊かな自然環境を活かして、水と緑にふれあえる憩いの場として整備したもので、佐久市のシンボルとなる公園です。

公園の名称は『佐久』・『桜』・『咲く』をもとにして名付けられました。

出典:さくラさく小径 | 佐久市ホームページ

ということらしい。

現地は千曲川沿いに桜が立ち並び、佐久平らしく開けた雰囲気で気持ちがいい。

千曲川の川岸に並んで咲き誇る桜の花の奥には、遠く浅間山も望めるパノラマが広がる。抜けていて気持ちいい!

場所はこちら。

龍岡城五稜郭:4月中旬~下旬が見頃 

佐久市が誇る隠れた観光名所といえば五稜郭。いわゆるこの「五稜郭」、函館が全国的には有名だけれども、じつは日本には二つあって、もう一つがこちら。

明治5年(1872)に城自体は取り壊しになったらしいけれど(現在は中に小学校がある)も、まだまだ五稜郭のお堀と土塁は健在。石垣をバックに桜が並ぶ風景が美しい。

 場所はこちら。

鼻顔稲荷神社:4月上旬〜4月中旬が見頃

移住当初は読み方がわからなかった、「はなづらいなりじんじゃ」。実は、京都の伏見稲荷大社より御分霊をいただいて祀られた神社で、五大稲荷の1つでもあるとか。京都の清水寺同様の、「懸崖造り」という建築で、神社としてもなかなか見応えがある。

神社の境内の窓から眺める桜も良いよ。

場所はこちら。駐車場がほぼないので、車で行くならば隣接の鼻顔公園を使う感じになるかな。

家畜改良センター茨城牧場:4月上旬〜4月中旬が見頃

佐久市にある畜産の研究所が「家畜改良センター」。

ここはのんびりした雰囲気で、桜並木がズラーッとならんでいて気持ちよく散歩できそう。さほど観光地化されているわけでもなく、ゆっくりと散策できると好評。ヤギにも会えるかも。

子ども未来館館長のなおやマンも来ているよ!

場所はこちら。かなり広い敷地。

釈尊寺(布引観音):4月上旬〜4月中旬が見頃 

小諸の千曲川南岸にある隠れた名所がこちら。

こちらも鼻顔稲荷と同じく「懸崖造り」という建築。河岸段丘の岸壁を登る感じになっていて、途中には巨石だったり、滝だったり、いろいろ楽しめるハイキングコースでもある。スニーカーをおすすめする。

登山に慣れていないとそこそこきつい道だけれど、近くに、あぐりの湯こもろや、布引観音温泉といった日帰り温泉施設があるので、たくさん歩いて、花見して、温泉入って帰るパターンが至福。

登って、きれいな桜がみれたときの感動もひとしお。

場所はこちら。千曲川沿いに駐車場が数台あるので、そこに車を停めてから登ってみてください。がんばって!

雪窓公園:4月中旬〜4月下旬が見頃 

御代田町民の憩いのスポットがこちら。軽井沢町でも追分からなら車で10分程度。何より人も少ないので、ゆっくりお花見できるはず。

公園も併設されているので、子供連れでも安心して楽しめると思う。ワンちゃんのお散歩なんかにも最高!

真楽寺:4月中旬〜4月下旬が見頃

御代田町が誇る桜の名所がこちら。用明天皇の勅願によって開かれたといわれる、実は西暦586年から続く歴史のあるお寺。聖徳太子、源頼朝、松尾芭蕉も来たことがあるらしい。

そんな由緒正しきお寺での撮影スポットといえば、この仏像と桜のツーショット。

この真楽寺には、町指定文化財の三重塔だったり、龍神まつりでの舞台となる大沼の池だったり、桜の他にもみどころがたくさん。全国的に知名度があるわけではなく、地元の人しかほぼ知らない場所だと思うけれど、とてもいいお寺なので、ぜひ足を伸ばしてみては。

場所はこちら。

プリンスショッピングプラザ(アウトレット):4月下旬〜5月上旬が見頃

軽井沢町はあまり桜の名所がないんだけれども、実は知られていないのがプリンスショッピングプラザ。意外にも、構内に300本も桜があるらしい。

同時に、芝桜やこぶしの花も開花していることが多いので、桜に限らず春の陽気が楽しめそう。 

ゴールデンウィークでもまだまだいけます!

場所はこちら。ただ例年ゴールデンウィークは激混みしそうなので、個人的にはちょっと敬遠するかも。タイミングをずらせるのであれば、平日がおすすめかな。

最後に簡単にまとめると、桜の見頃のタイミングとしては4月上旬から始まって、

上田→小諸/佐久→御代田→軽井沢

といった感じでゴールデンウィーク頃まで開花のタイミングがズレていくので、4月はどの週末でもどこかしらで桜が楽しめるはず。

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

このブログについて:2015年に東京都から軽井沢に移住した櫻井泰斗さんのブログを再編集してお届けしています。

櫻井泰斗
2015年に東京都文京区から軽井沢町へ移住。移住当初から「#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ」を運営。Twitter上で、軽井沢の移住者や移住希望者をつなぐコミュニティをつくる。移住に関する情報交換や、移住者間のコミュニケーションを活発にした。2020年コロナ禍をきっかけに夫婦でYouTube活動を始める。軽井沢での暮らしや観光情報を発信している。
Youtubeアカウント:さくらい夫婦の 軽井沢チャンネル

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