軽井沢のコンビニのカラーはシックでおしゃれ

2016年2月8日
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軽井沢は別荘地ということで、景観を守るためたくさんの決まり事があります。
例えば建物の高さは「2階建て以下、10m以下」。圧迫感を避け、エリアの開放感をキープできるよう徹底しています。建物の色に関しても決まりがあり、「彩度4以下」。彩度とは鮮やかさ単位で、赤や青、緑などそれぞれカラーごとに「0」〜「14」までの数値で表されます。

%や度、といった後ろにつく記号はないですが、数値が大きければそれだけビビットになり、0は白黒のモノトーンです。色の世界は複雑で、カラーごとに最大数が微妙に違ったりするのですが、だいたい真ん中の数が標準的な色味と思ってください。
その彩度が「4」ということ。木々の緑の彩度はだいたい「6」。ハデにならず、自然に馴染むシックなカラーにしてくださいね、というわけです。
そして、僕がいいなと思ったのが、街に何気なくあるコンビニにもこのルールが徹底されていること。都会のコンビニに比べ、どれもトーンはかなり抑えめなんです。最初は馴れませんでしたが、暮らしていると、逆に落ち着いた雰囲気がおしゃれに感じてくるから不思議。
とりあえず写真を見てみましょう。
軽井沢 コンビニ
軽井沢 コンビニ
軽井沢 コンビニ 彩度
おお…..わかるでしょうか、このカラーの違い。実際に目の前に立つとけっこう一目了然感があります。セブンイレブンにいたってはほぼモノトーンですね。厳密に言えば、看板は少し例外で「地色の彩度が4以下、それ以外は6以下」という決まり。地色とは背景色のことでそれぞれ下地の白い部分を指します。手前のカラーは多少は目立たせてもOKということ。
たまに東京に行く機会がありますが、立ち寄るたびに「コンビニのカラーってこんな原色バリバリだったっけ?」と逆に違和感を覚えるようになりました(笑)
ちなみに、軽井沢だけでなく京都も同様に建物の彩度の決まりがあります。コンビニやいろんなお店ができて便利になるのはいいけれど、町全体でしっかり色の調和は守る。そんな美意識が根付く場所がちゃんと残っているっていうのはいいですよね。
 
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