ジョン・レノンも愛した隠れ家カフェ「離山房」で特製ブルーベリージュースを

2016年4月7日
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鬱蒼と森が生い茂り、その景観を生かして多くのレストランやカフェが軒を連ねる塩沢通り。「軽井沢のグルメ通り」とも呼ばれる通り沿いにたたずむ一つの小屋。かつてジョン・レノンも通っていたという隠れ家カフェ「離山房」は、忙しい毎日から離れて一人の時間を過ごすにはこれ以上ないスポットだ。木の温もりを感じるカフェスペースに加え離れに東屋があるのが特徴で、ここで特別な時間をと、わざわざ遠くから訪れる人もいるほど。「軽井沢らしい」空気を感じられる絶対に訪れてほしいカフェだ。
離山房

開店以来の定番「ブルーベリージュース」をテラス席でぜひ

離山房
このカフェの看板メニューは、かつてジョンレノンも愛したというブルーベリージュース。開店以来の定番で軽井沢産のブルーベリーを贅沢に使った一品だ。目の覚めるような酸味としっかりした甘みが同居していて、森の中というシチュエーションで一口飲めばたちまち爽快な気分に。テラス席はかつてジョン・レノンも座ったという場所。そして気が向くと離れの東屋に行って読書や昼寝をしながらひとりの時間を過ごしていたというのだ。東屋には当時座っていた椅子もそのまま残されていて、この場所で多くの名曲がひらめいたかと思うと感慨深くなってくる。本当に目の前にあるので、最初はおいそれと座れないオーラを感じてしまうかもしれないが、ここはジョン・レノン ファンの間で「聖地」とも言われている場所。ビートルズ ファンはもちろん、ぜひ一度訪れてほしい。
離山房
店内に入ると、壁には息子のショーン君との2ショットをはじめたくさんの写真が。お店の雰囲気と馴染んで自然に見えるが、実はどれもお宝級の写真らしく、BBCがイギリスからはるばる取材に来たこともあったほど。そんな空間にじっくり浸るならお供はマスターこだわりの『離山房スペシャルブレンド』がおすすめ。じっくり深煎りされたコーヒーは上品な苦味が特徴的。ケーキの甘さとも絶妙にマッチするのでぜひセットで注文したいところ。『レアチーズケーキ』や『ホットケーキ』など種類がいくつかあるが、ベストマッチは『フルーツパウンドケーキ』。ケーキの中に甘みや酸味などいろんな味が含まれていればいるほど、コーヒーがその味を引き立ててくれる。
離山房

素の自分に戻れる場所。バックパッカーが自分を見つめ直しに来ることも

鬱蒼とした森の中にたたずむこのカフェにいると時間が止まったような感覚になるときがある。軽井沢の観光で立ち寄った人も、何か理由があってここを目指した人も、ここでコーヒーを飲んでいるととことん自分と向き合うことができる。そして、ふと自然と考え方のようなものがチェンジする瞬間があるのだろう。軽井沢に住めば、休日の行きつけとして自分にとって特別な場所になること間違いなし。軽井沢は夏が本番。これから木々がいっせいに緑に色づく季節にぜひブルーベリージュースを飲みに一度お店に訪れてほしい。

『離山房』
営業時間:9:00〜17:00(秋冬 10:00〜17:00)/冬季休業(12月〜3月)
電話番号:0267-46-0184
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉820-96
HP:http://www.rizanbou.jp/index.html

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