軽井沢と浅間山

2016年3月5日
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軽井沢 浅間山
軽井沢には風光明媚な場所がたくさんあるが、軽井沢を訪れ時間を過ごし、しばらく立った後にふと軽井沢の景色を思い出すと、目に浮かんでくるのは案外、浅間山の雄大な姿だったりする。日本一の山といえば富士山。ただ、それにも引けをとらないくらいの身近さと存在感が浅間山にはある。
軽井沢に住む人の中には、「軽井沢の一番の魅力は四季それぞれがすごく色濃いことなんです」と明言される方もいらっしゃる。避暑地としてのハイシーズンとなる夏はもちろん、むしろ人であふれる夏以外のほうが良いという人も。浅間山は、そんな魅力的な軽井沢の四季の移ろいを感じる上ではとても身近な存在だ。
新緑、紅葉、積雪、四季の移ろいとともに姿を変え、その姿ひとつひとつがふと心を奪われる。浅間山が雪化粧をすれば、軽井沢に雪が降る日もそう遠くない。逆に4月になると雪化粧は次第に溶けていき、春の訪れを教えてくれる(ちなみに軽井沢では4月には桜はまだ咲かない)。
別荘を購入される方々で、「浅間山が見える立地がいい」と仰る方々も多い。毎朝カーテンを開けば軽井沢が今日の表情を見せてくれる。雲に山頂が隠れてしまっていることもあれば、快晴の下、はっきりとその山容を捉えることができる日も。日々の何気ない変化を浅間山で感じれる、確かにこれは豊かな暮らし方と言えるのではないだろうか。