軽井沢や寒冷地の冬に必須な、おすすめカー用品5選

2018年12月1日
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寒冷地のカーライフは過酷だ。

朝起きると、フロントガラスには霜が降りている。車の中は冷えており氷点下。起動後に多少温まっていないとエンジンにダメージを与えてしまう。軽井沢の冬のカーライフは、東京などの都市部では想像もつかない不便なことが多々出てくる。

最も冷え込む1月2月には、氷点下10度前後で車に乗り込むということもある。

その過酷さといったら、ダイヤモンドダストとか、光の輪(ハロ)が見えるレベル。自然すごい。でもクッソ寒い。

とはいいつつ、筆者にとって、2018年で軽井沢で迎える冬は4シーズン目。この4年で、異なるモデルの車を2台乗っており、運転はほぼ毎日しているので、カーライフを快適に過ごす上でいくつかコツも分かってきた。

ということで、今回のブログは、冬のカーライフにあると便利なアイテムを紹介。

エンジンスターター

まずはこの、寒冷地以外の人には、あまり知られていないアイテムから。以前アンケートを取ったらこんな感じになった。

軽井沢界隈のフォロワーさんの回答でこの結果なので、都市部の人はおそらく半数以上は知らないのではないだろうか。

で、このエンジンスターター、基本的には、離れたところから車の起動をする、という用途で使う。

さらに、アンサーバック(車の中から電波が帰ってくる)機能があれば、車中温度なんかも、離れた場所からわかったりする。

これがあることで、朝は家を出る前にエンジン始動、夜は駅のホームからエンジン始動ができるので、かなりの時間の節約になる。特に、帰りは駐車場につく5分前くらいにはエンジン始動できるので、車につく頃には暖房がついているし、すぐに発車できて、時間が節約できる。

ちなみに、どれくらい時間の節約になるかというと、冬のシーズン、100回出勤するとして、5分 ✕ 100回 = 500分。時間にして8時間以上。1年で8時間節約できれば大したものだ。

しかも、この8時間は、氷点下の中、震えている8時間である。エンジンスターターは初期投資が高いと思うかもしれないが、この8時間がなくなると思えば、それはもうお金に変えられない価値である。家族稟議で揉めることがあったら、「いや8時間、氷点下の中で待ちたくないでしょう」というパンチラインで突破できると思う。

いろいろメーカーがあるのでアマゾンあたりで一覧してみるといいと思う。ちなみに、自分はユピテルのアンサーバックがある機種を使っているのでご参考まで。でも注意点がひとつ。このエンジンスターター、取付工事にはちょっと専門知識が必要。電気系統をいじったり、車種によって会わない機種があったり、さらに各車種に適合するアダプターを噛ませなければいけなかったりとちょっとひと手間。

なので、自分でできそうにない人は、オートバックスとか、イエローハットみたいなカー用品店に行くのがベスト。各商品の適合車種を教えてくれたり、取付作業までやってもらえるので、店員さんに聞いてみると安心だと思う。 

※ちなみに都道府県によってはアイドリングが禁止されているケースもあるらしいので、エンジンスターター、万人にはおすすめしません。長野県は大丈夫ですが、最終的には自己責任で。

雪おろし棒

雪が降った朝は、車に積もった雪を下ろす作業も発生する。

カーポートがある家であればこの作業はなくなるけれども、それでも、日中に雪が降った結果、駐車場で同じシチュエーションに遭遇することも。

 こういうときにあると便利なのがスノーブラシ。

冬は車の中に1本置いておけば、いつでも安心。そんなに高価なものでもないので、ぜひ常備しておくべし。

解氷スプレー

次は霜。

軽井沢、霜が降りた朝は綺麗である。思わず息を呑む。

ただ、冒頭でも言及したが、こういう美しい朝、フロントガラスは容赦なく凍結している。。 

こういうときにスプレーがあると、一瞬で霜を溶かすことができる。

ちなみにフロントガラスに熱湯をかける、みたいな人もいるけれど、絶対やめたほうがいい。走っているうちに水滴が凍ってしまいかなり危ない。なにより急な温度変化にガラスは弱いので、最悪割れる。。 

寒冷地用のウォッシャー液

 氷点下で走るとなると、ウォッシャー液が凍る。

ただ、このウォッシャー液、実は寒冷地仕様のものが用意されており、氷点下40度でも凍らないような商品もあったりする。

寒くなる季節は、こういったウォッシャー液に入れ替えるのが鉄則。

かつ、ケチらず、原液のまま使うのがコツ。

薄めすぎると良くないです。軽井沢であれば4月終わるまでは油断しないこと。

ドライビンググローブ

これは、ハンドルが冷たくなるため。

エンジンスターターなどで暖房をつけていても、冷え切ったハンドルやトランスミッションは、直接風が当たらない限りはなかなか暖かくならない。

そんなとき、グローブを付けるようにすれば、冷たいハンドルを握らずに運転を始めることができる。

ただし、これに慣れてしまうと、忘れた時に更に冷たく感じる。。

もちろん、寒さを凌ぐだけなら、軍手などでも代替可能だけれど、革の手袋が一番滑らなくて安心かと思う。


今回は、軽井沢などの寒冷地のカーライフで、冬にあると便利なアイテムにをまとめてみた。いろいろ過酷なこともあるけれど、少し工夫をすれば緩和することもあるので、知恵を絞ることで、少しでも快適にすると良いと思う。

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

このブログについて:2015年に東京都から軽井沢に移住した櫻井泰斗さんのブログを再編集してお届けしています。

新幹線通勤しようと思った背景はこちらの記事に書いています。

櫻井泰斗
2015年に東京都文京区から軽井沢町へ移住。移住当初から「#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ」を運営。Twitter上で、軽井沢の移住者や移住希望者をつなぐコミュニティをつくる。移住に関する情報交換や、移住者間のコミュニケーションを活発にした。2020年コロナ禍をきっかけに夫婦でYouTube活動を始める。軽井沢での暮らしや観光情報を発信している。
Youtubeアカウント:さくらい夫婦の 軽井沢チャンネル

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