御代田 | たこ焼き 佐々木商店 | #軽井沢移住者グルメ100選

2019年5月2日
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幼少期の記憶に残るような日本人のソウルフードがあるとすると、たこ焼きがその一つに挙げられるのではないだろうか。

ちょっといいことがあると、家族が買ってきてくれたたこ焼き。思い返せばもう20年も30年も前だろうか、東京郊外の町で育った小学生時代、当時は今ほどコンビニもなく、スーパーなどで買って家で食べるような中食も普及していなかったと思う。

別に母親の料理が嫌いだったわけではないが、それでも、たこ焼きのように、なにか外で食べ物を買ってきてくれるときは、物珍しい味に喜んでいたものだ。

時代は変わった。

銀だこやら、頑固蛸やら、ぼてぢゅうやら、チェーン店が多くなった。東京ですら、ソラマチやお台場にいけば、大阪で親しまれている味である、道頓堀くくるなんかを食べることができるようにもなった。

個人で経営しているたこ焼き屋が少なくなる中、軽井沢からも気軽に行ける距離にある、地元に親しまれるお店がこちら。

今回の #軽井沢移住者グルメ100選 は、たこ焼き屋 佐々木商店の紹介。

佐々木商店

お店の場所は、御代田のアメリカンドラッグの正面。御代田の目抜き通り、かりん道路の終わりといえばいいだろうか。

店はプレハブ小屋の簡素な作り。良くも悪くも、めちゃくちゃ個人がやっている商店という雰囲気が出ている。ドライブしているとすぐに分かる佇まいである。

お店は、佐々木さんという男性が一人で経営している。佐々木さんと個人的に会話をしたことはなく、この人が佐々木さんという人なのかは確証が無いのだが、レジの中に調理師免許が飾ってあり、その名前が佐々木さん、名前も佐々木商店だったので、間違いなく佐々木さんのお店なんだと思う。佐々木さんじゃなかったら本当にごめんなさい。

ちょっと前置きがしつこいので本題に入る。

王道のたこ焼き

まずは看板メニューのたこ焼き。とろふわ系の焼き加減が特徴。

そこそこ大粒、8個入りで380円という価格設定。軽井沢の中心地で飲むコーヒーいっぱいよりも安い。信州民としてはお財布に優しい値付けで正直に嬉しい。

ソース・ソースマヨ・しょうゆ・しょうゆマヨの4種類から選べるのも嬉しい。うちはマヨネーズをかけない派なので、いつもソース。

それから、味には関係ないけれど、いつも入れてもらうこの箱がいい。

GOTTHU UMAI TACOYAKI DENNA という、ヘボン式ローマ字を全く無視した謎のコピー。こういうのも含めて大阪らしさを感じるのである(大阪出身の方、気を悪くしたらすみません)。

ちなみにこのたこ焼き、頼むときに佐々木さん(もしくは佐々木さんと思われる人)が「5分ほどお待ち下さいー」という、ゆるふわな声を返してくれるのがお決まりになっている。車で行くと、「お車までお待ちしまーす」とさらに伝えられ、できたてのたこ焼きを持ってきてくれるのである。

このやり取りはテンプレ化しており、これを聞くと、「ああ佐々木商店のたこ焼きをオレはこれから食べるのだなあ」という実感が生まれるのである。

(分かる人はわかってくれるだろうか)

変化球のたい焼き、「タイワッサン」

この店のもうひとつの看板メニューがタイワッサンである。

言葉に謎の響きがあるが、現物はこちら。

たい焼きといえばたい焼きなのだが、普通の衣と異なり、サックサクの生地であんこを包んでいる。食感はパイ生地に近いだろうか。

中のあんこは、つぶあんである。こしあんは無いと思われるので、こしあん派の人は諦めてください。ただしクリームはあるよ。

このタイワッサン焼き、ネーミングが微妙(笑)と思い食わず嫌いで避けていたのだが、試しに食べてみたら普通にうまかった。。佐々木さん(もしくは佐々木さんと思われる人)にマジで謝りたいわ。。

お店は火曜日定休

こちらが定休日と営業時間。ひとりで結構長い間営業しているけれど大丈夫なのかなあ。佐々木さん(もしくは佐々木さんと思われる人)、火曜日しっかり休んでください!

そして、たまにもらえる手書きの割引券。これに味があって良い。そして親切にここにも定休日についてキチンと書いてくれるところに、佐々木さん(たぶん佐々木さんだろう!)の優しさがにじみ出る。たこ焼き50円引きだと330円というリーズナブルさ。これからも地元で愛されるたこ焼き屋でありますように!

こんな使い方がおすすめ

・客層は?:役場の近くにあることもあり、地元民が多いかな。地元の中高生もたまに寄っている事があるので、庶民の味方という印象。

・シチュエーション?:だいたいツルヤやアメドラで買い物して、帰り際にテイクアウトし、熱いうちに家で食べるのがおすすめ。待てずに車の中で食べてしまってもいいけれど車がたこ焼きの匂いで充満するので注意だぜ。晴れていればベンチがあるので浅間山を眺めながら食べるのも一興。

・子連れフレンドリー?:テイクアウトなので問題なし。子供が大好きな味です、はい。

現場からは以上になります。

 

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

このブログについて:2015年に東京都から軽井沢に移住した櫻井泰斗さんのブログを再編集してお届けしています。

櫻井泰斗
2015年に東京都文京区から軽井沢町へ移住。移住当初から「#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ」を運営。Twitter上で、軽井沢の移住者や移住希望者をつなぐコミュニティをつくる。移住に関する情報交換や、移住者間のコミュニケーションを活発にした。2020年コロナ禍をきっかけに夫婦でYouTube活動を始める。軽井沢での暮らしや観光情報を発信している。
Youtubeアカウント:さくらい夫婦の 軽井沢チャンネル

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