上田 | イタリア料理 BUONDALE (ボンデール) | #軽井沢移住者グルメ100選

2019年4月3日
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本格的なイタリアンを、お腹いっぱい食べたい。

いわゆる「トラットリア」と呼ばれるような、本場イタリアのように陽気なカメリエーレや、明るいカメリエーラのいるような、店員さんと話しているだけで元気が出るようなお店。

そんなときは軽井沢から小一時間のドライブ。上田が誇る元気なトラットリアといえばこちらのお店だ。

ということで今回の #軽井沢移住者グルメ100選 は、イタリア料理 ボンデールの紹介。

Buon Dale (ボンデール)

お店の場所は、上田市街から千曲川を渡り、車で5分ほど。

店に入るまででイタリアの雰囲気を楽しめる

車を走らせると、よく目立つイタリア国旗が目に入る。店の入り口は丘の上になるので、道路沿いから入るのではなく、ちょっと回って駐車場を目指す。

入り口も、なんかイタリアの片田舎にあるような素朴さがあってよい。

店内は、おおきなアーチがあったり、黄色と青を貴重としたテーブルの色使いにも南欧の香りを感じたりして、ボンジョールノ!!とでも叫びたくなってしまう雰囲気がある。恥ずかしいので叫ばなかったけれど。

店内の装飾も徹底してイタリアにこだわっており、新婚旅行でイタリアに行った立場としては、なんだか夫婦で行くと妻が上機嫌になり、夫婦仲が良くなる気がする。気がするだけかもしれないが。

そして窓からの抜群の景色。上田市街が一望できて最高。イタリア国旗がなびく様子を観ると、なんだかナポリに行ったような気にならなくもない。そうなれば、浅間山はヴェスヴィオ火山だろうか。フニクリ・フニクラ〜!とカンツォーネでも唄おうか。恥ずかしいので唄わなかったけれど。

ちなみにボンデールは、30年近く営業している、上田では有名なイタリア料理。人気のお店でもあるので、最近増床したとのこと。ここで見える青いコンテナが増築部分。

裏から見ると、広く窓が取られていて、ここからの眺めも抜群でした。予約時にコンテナと伝えればここの席確約できますよ、とのこと。ここでは注文にiPadを導入したとのこと。ハイテクだなあ。

イタリア好きが集まる店に悪い店はない

店内を眺めていると、オーナーである田村シェフの趣味がところどころに散りばめられており、サッカーファンということがひと目で分かる。これは確か中田英寿のパルマ時代のユニフォームかな。

オーナーの似顔絵。お店のホームページ見る限り、ガッチガチのイタリア好きだとわかる。こういう人がやっているイタリアンは、まずいところにあたったことがない。

それから、この店の好きな点は、定員さんの陽気さだ。

イタリアに行くとわかるのだけれど、あたりだな、と思うレストランは、カメリエーレ・カメリエーラの雰囲気が決まって良いのだ。自分たちの店が大好きで、接客に誇りを持っている。

ここのお店のホームページにスタッフ紹介なんかもあるんだけれど、プロフィール見ているとみんなイタリア好きなことがわかる。前世イタリア人(マジかw)のシェフ、イタリア留学経験のあるカメリエーラなんかもいて、上田のイタリア好きが集まってみんなでお店を盛り上げている感じ。

みんな長く勤めているベテランでもあり、安定した接客が楽しめる。ヨーロッパ料理は、接客も含めて食事体験なので、こういったお店はそれだけで自然と自分の中で評価が高くなってしまう。

みんな楽しそうな雰囲気で何より。こういうのがイタリア料理屋の真髄だと思っている。

お腹を空かせて出かけるべし

お店の雰囲気紹介が続いて遅くなってしまった、メニューを紹介していこうと思う。

ランチの時間に行くと、だいたいいつも頼むのは、AランチかBランチ。

この日はお腹が空いていたし、そしてブログでいろいろな種類を紹介できるからと言う理由で(安直な言い訳w)、前菜とデザートがつくBランチを奮発した。

料理に行く前に、まずはパンについてくるアンチョビバターを超絶オススメしておきたい。+50円となるが、これに変更する価値はある。塩辛さのなかにアンチョビの濃厚さが加わり、パンが進む。

パン食べ過ぎに注意ね。ちなみにこの日は、バゲットと、くるみとレーズンのパンだった。どちらもアンチョビバターよく合うんだよな。

そして前菜。この前菜の種類の多さにはいつも大満足。この日は6種類もお皿に乗っていた!これが、この店に行くときにはお腹を空かせるのが鉄則と思う理由である。

続いてパスタ。この日は信州サーモンとりんごの入った、クリームソースのタリアテッレ。いやー、ここのパスタはなかなかの本格派である。

ちなみにパスタはこの中から選べる。いくつか食べたことがあるけれど、ショートパスタだったり、カンパーニャ州の平手打ちパスタであるパッケリなど、どれも本格派の味が楽しめる。

素材が命という、イタリア料理の原則に忠実なメインディッシュ

続いてメイン。この日は肉料理をチョイスし、出てきたのは群馬県のブランド豚を使ったサルティン・ボッカ。生ハムを上に乗せて焼いており、豚の旨味が閉じ込められている。そして二枚も乗っているというのがボンデール風と言えるだろう。

妻が頼んだのは真鯛のグリル。上越産のもので、上田の近隣エリアに確かな食材調達ルートがあるらしく、いつも良い素材を使っているなあという印象。イタリア料理はこういう素材が勝負なので、お店側のこだわりを感じる。

新鮮な素材を扱っていることは、黒板メニューを見れば一発で分る。上越に加え、石川さんや糸魚川など、北陸からの海鮮メニューも豊富。信州は海なし県と言われることが多いが、ここのイタリアンはそれを感じさせないラインナップである。

最後にデザートでフィニッシュ。ティラミスと、バニラアイスのオレンジコンポート乗せ。お腹いっぱいになった!

食後にはエスプレッソをもらったが、ナポリコーヒーのKIMBOというブランドのもので、胃もたれのない上質なコーヒーだった。こういったところにもシェフの本気度を感じる。

ツイートを見てみても、みんな評価が高い。

車で来ることが多いので、あまりアルコールは飲まないのだけれど、ドリンクメニューの写真も参考までにアップしておこう。

なお、この日はランチだったけれども夜の雰囲気もとてもよい。上田市の夜景を楽しめるし、なにより店員さんたちも、ランチタイムよりもテンション高い気がする。イタリア料理はやっぱり陽気に食べないとね。

ということでボンデール、マジでボーノ(おいしい)なのでおすすめです!

こんな使い方がおすすめ

・客層は?:軽井沢から少し離れていることもあり、観光客は少ない印象。上田の外食相場を考えたら、少し値段は高めの設定(それでも軽井沢の相場を考えたらお得感あり)。昼間はピッツァランチなど手軽なメニューもあるので、おひとりさまのお客さんなどもちらほら見かけることが多いかな。

・シチュエーション?:地元の人が、ちょっとしたパーティーだったり、記念日などに使う感じ。軽井沢からであれば、上田観光やアリオなどの買い物ついでに、ちょっとドライブして美味いイタリアンでも食って帰るかーという感じかな。

・子連れフレンドリー?:フルコースも出すくらいの本格派イタリアンなので、気になるのであれば事前に相談してみるといいかもしれないけれど、お店は明るく、定員さんも陽気でワイワイできる雰囲気なので、子連れでも問題ないと思う。赤ちゃん連れの人も見たことあるよ!

現場からは以上になります。アリヴェデルチ!チャオ~

今回は変なテンションでお届けしました。すみませんでした。

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

このブログについて:2015年に東京都から軽井沢に移住した櫻井泰斗さんのブログを再編集してお届けしています 。

櫻井泰斗
2015年に東京都文京区から軽井沢町へ移住。移住当初から「#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ」を運営。Twitter上で、軽井沢の移住者や移住希望者をつなぐコミュニティをつくる。移住に関する情報交換や、移住者間のコミュニケーションを活発にした。2020年コロナ禍をきっかけに夫婦でYouTube活動を始める。軽井沢での暮らしや観光情報を発信している。
Youtubeアカウント:さくらい夫婦の 軽井沢チャンネル

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