軽井沢では薪がタダで手に入る
軽井沢の寒い冬。氷点下は当たり前のそれはもう厳しい季節ですが、そんな極寒の醍醐味のひとつと言えば薪ストーブです。メラメラ燃える炎、じわじわ染みこむように伝わる温もり、パチッとはぜる薪の音。ああ、たまらん……。ただ、薪ストーブで部屋を温めるのには薪が必要です。一日中部屋を温めるのであれば、ざっと薪は3束。1つ500円はするので合計1500円。光熱費で1日この金額はかなりシンドイです。
貯木場へ向かえ!
悩ましいこの薪問題。実は軽井沢では、この薪、タダで手に入れる方法があるんです。それが町で運営している「貯木場」。
その名の通り、木を貯める場所なので、不要になった木材をこちらの貯木場に持ち込むことができます。普通、何かしらの廃棄には費用がかかることが多いですが、町民・別荘所有者だと持ち込みは無料。下記の条件を満たす必要があります。
- 丸太:直径5センチメートル以上、長さ2メートル以内に切断し、枝を落としたもの。
- 枝:直径5センチメートル未満、長さ2メートル以内にそろえたもの。
つまり、ここからタダで勝手に持ち出すことができちゃうんです。ちなみに貯木場の様子はこんな感じ。もちろん、薪ストーブ用に整形されたものではないのでここからいわゆる「薪割り」の作業が必要です。が、それも含めて軽井沢ライフってことですね。貯木場以外にもタダで手に入れる方法はいくつかありますが、それはまた別の機会に!