軽井沢 | 中華料理 希須林 | #軽井沢移住者グルメ100選
2018年10月13日
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変な発想ではあるが、「軽井沢に一番似合わない料理ジャンルを挙げろ」と言われたら、たぶん中華と答えると思う。
この街には、宣教師が残した別荘文化から多くの洋食屋が立ち並ぶ。
この街には、信州という土地柄、多くの有名なそば処がある。
和食も洋食も、軽井沢のイメージによく合う気はするのだが、軽井沢に中華料理はなかなかマッチしない印象だ。横浜中華街や、池袋に広がるチャイナタウンを知っていると、軽井沢ほど中国に縁もゆかりもない土地もないのではないか、と思ってしまう。
それでも、人間わがままなもので、移住したとはいえ、たまにはそこそこ美味しい中華が食べたくなることがある。そういうときに行くのがこちらのお店。
今回の #軽井沢移住者グルメ100選 は、中華料理 希須林の紹介。
実はこの店、地元軽井沢や信州発のお店ではなく、東京の赤坂に本店がある有名店。長いお店で、東京では平成元年から営業しているとか。そんな実力店の味が、星野エリア、ハルニレテラスで楽しめるのだからありがたい。
Google mapはこちら。
ハルニレテラスに南から入ると、右手にベーカリーSAWAMURAが見える。その2つ隣の棟に入っているのが希須林。
入り口はちょっと狭いけれど、店頭にメニューが記載されている看板が立っているので、すぐに分かるはず。
希須林の看板次にメニューの紹介。
基本的にランチの時間は定食で1,580円。麻婆豆腐と酢豚の定食はレギュラーメニュー。単品でタンメン、あんかけ焼きそば、広東麺、チャーハンなども。
二度行ったら一度は必ず頼んでいるのが、シグニチャーメニューとされている、軽井沢担々麺(1,380円)。
担々麺はいろいろなところで食べているが、 お世辞抜きでここの担々麺が一番うまい気がする。毎回、スープの残り一滴まで飲み干してしまうくらいである。騙されたと思って一度食べてみて欲しい。観光地価格で高いな〜と思うかもしれないけれど、その価値はあるはず。
担々麺の感想いくつかピックアップしておきます。おすすめ。
希須林ハルニレテラス店(軽井沢)さんにて希須林 担々麺&特製甘酢の肉団子。辛うま~い♪ pic.twitter.com/t0LVuLW2e2
— ナンパオ (@nanpao73) September 21, 2015
希須林@軽井沢町①。
担々麺1380円。
甜麺醤か、他の香辛料かな?
まず、エスニックな香りが嗅覚を刺激します。
そして、舌の痺れるような辛さが、濃厚な胡麻のスープでマイルドに変身!
本格的な担々麺でした♪#軽井沢町 #中華料理 pic.twitter.com/Tt8OIGXyXR— まゆち (@mayuchix) October 26, 2016
東京で一番の担々麺と評されることも。(このツイートは軽井沢のものではないけれど)
夏頃、取材を兼ねて担々麺の食べ歩きをしてましたが、最後に食べたのがマガジンの担当Mさんにご馳走になった『希須林』のコレ!
さすが東京一の担々麺と噂されるだけあって最高に美味!でした pic.twitter.com/QQL56jYOd8— 小川悦司 中華一番!新作『極 』2巻発売中 (@Ogawa_Etsushi) November 20, 2017
お試しあれ。
夜のメニューはこちら。
前菜、主菜、飲茶などの一品料理に加え、昼間に出している担々麺やチャーハンなどもオーダー可能。ハルニレテラスはトンボの湯(星野温泉)もあるので、仕事帰りに軽く寄って食事をしてから、温泉に入って帰るというのが、新幹線通勤組のゴールデンコースなんじゃないかと思う。
車で行くことが多いので飲めないかもしれないけれど、アルコールメニューも充実している。ビール、ウイスキー、ワインに加え紹興酒も。レバニラ炒めや餃子をつまみにしながら、居酒屋っぽく使うことも可能。まあ飲んだら代行を頼めばいい。
店内はカウンター10席のみ。一列に並んでいて、どの席からも中華鍋を振る様子が良く見える。
カウンターはシンプルなデザインで奥行きがあり、広々としていて使い勝手が良い。これなら何皿頼んでも、いっぱいになることはないだろう。板目が美しい。
実はこの希須林、以前はもう少し店舗が広く、隣に入った新しいテナント「モリアソビ」のところまで客席があった。以下は以前のFacebookの投稿。
このときはベンチ席や4人がけテーブルを中心とした、ファミリーや、ある程度まとまった人数のグループ向けだったので、今回のカウンターのみへの縮小で、客層が大きく変わった感がある。
店は、カウンターだけの小さな作りにはなったものの、街のラーメン屋のような狭いカウンター席に背もたれのない椅子とかではなく、広いテーブルと椅子の感覚に余裕をもたせている空間のおかげ、落ち着いて食事ができる。個人的にはこちらのほうが好きかもしれない。
混んでいる時間でなければ、お店の人と会話もできるし、夜はバー的な使い方をすることもできる。オフシーズンなんかはずいぶん落ち着いた雰囲気になるだろうし、地元民的には歓迎である。
カウンターだけの店とはいえども、ピークシーズンやピークタイムには行列ができることも。特に夏の週末なんかは、ハルニレテラスの駐車場に入るのも至難の業なので、タイミングはよく考えてから。比較的夜が空いているかも。21時ラストオーダーなのでその直前ならほぼ空いている(ので、仕事帰りに行くことが多い)。
お店の人と話していて知ったのだが、改装後、天津飯のあんかけが塩味に変わったらしい。以前の甘酢味がいい人は、別途リクエストしてくれれば対応可能らしい。
・客層は?:改装でカウンターだけになったので、比較的おひとりさまや、カップルや夫婦二人のお客さん寄りになったかも。以前に比べるとちょっとオトナな雰囲気になったかも。
・シチュエーション?:新幹線通勤者としては帰り際にちょっと寄ったり、オフシーズンなんかは、ランチして温泉してパッと帰る、みたいな気軽な使い方も。ただ、とりあえず駐車場が空いている時期や時間帯であることがマスト。
・子連れフレンドリー?:カウンターなのでちょっと厳しいか。子供用の椅子とかもなさそうな雰囲気だったので、小学校高学年もしくは中学生以上かな。
現場からは以上になります。
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ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。
このブログについて:2015年に東京都から軽井沢に移住した櫻井泰斗さんのブログを再編集してお届けしています。
櫻井泰斗
2015年に東京都文京区から軽井沢町へ移住。移住当初から「#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ」を運営。Twitter上で、軽井沢の移住者や移住希望者をつなぐコミュニティをつくる。移住に関する情報交換や、移住者間のコミュニケーションを活発にした。2020年コロナ禍をきっかけに夫婦でYouTube活動を始める。軽井沢での暮らしや観光情報を発信している。
Youtubeアカウント:さくらい夫婦の 軽井沢チャンネル
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