#軽井沢に家を建ててみる ②御代田町にある、class vesso西軽井沢に泊まった時の話
2016年6月12日
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家を建てようと思った時にすることのひとつとして、住宅展示場を見にいくことがある。
軽井沢から西に車で20分ほど行った御代田町というところに、class vesso 西軽井沢 という宿泊体験のできる住宅展示連がある。今回は、実際にここに泊まってみた、という話。
#軽井沢に家を建ててみる プロジェクトのメモ。週末に御代田にある #ClassVesso に行ってきた。個性的な6つのハウスメーカーのモデルハウス。信州のマウンテンリゾートを意識しているので見て楽しい。
外観のハイライトを動画で。https://t.co/FjiQSAFo4C— 軽井沢移住者の櫻井です。 (@HelloKaruizawa) 2016年5月29日
自分のように長野県という寒冷地で家をこれからどのように建てようか、と迷っている身としては、ここに泊まってみてよかったなと思ったので、その感想を記録しておこうと思う。 class vesso とは何なのか、細かい説明は公式サイトにて。
で、今回泊まったのは、長野市にある地場のハウスメーカー、ホクシンハウスの”LIVE FREE “という規格住宅。「空気をデザインする家」というコンセプトで、この会社の売りである、あったか〜い家が作れるFB工法を駆使したモデルハウス。ちなみにホクシンハウスのCMソングには中毒性があるので貼っておく。
あったかあったかホクシンハウス〜
これは、長野のローカルCMとして昔からよく流れているようで、このメロディーは長野県民ならまあ一度は耳にしたことがあるらしい。今度長野出身の人がいたら歌ってみよう。
ホクシンハウスさんは、この歌の通り本当にあったか〜いお家を作っています。ぱっと見で写真撮っておいたのがこちら。
北信商建さんの空気をデザインする家。三重ガラス、埋め込み型薪ストーブ、壁の間に空気を通すFB工法と、断熱気密性能は抜群とか。冬に泊まってみたいな #classvesso pic.twitter.com/YB2JYA3UUE
— 軽井沢移住者の櫻井です。 (@HelloKaruizawa) 2016年5月29日
ホクシンハウスさんの家造りの能書きについては、こちらもホクシンハウスさんの公式サイトにお任せするとして、今回は生活者目線で、こういった「住宅展示場のモデルハウスに実際に泊まってみてよかったこと」というのを上げていきたいと思っている。
ホクシンハウスの「空気をデザインする家」、吹き抜け上部から見たリビングダイニング。リアルな石を使った壁紙(というか壁)がかっこいい。
下には埋め込み型の薪ストーブ。 お高いらしいが #ClassVesso pic.twitter.com/U41IIeOQs2
— 軽井沢移住者の櫻井です。 (@HelloKaruizawa) 2016年6月11日
土地を買って家を建てる、となると、注文住宅と規格住宅という2つの選択肢があるわけだが、お値段を考えると、規格住宅という選択肢は魅力的である。
ただし規格住宅では、「1階は○坪」「2階は○坪」「こことここの壁は絶対取れない」など、幾つかの制限がある。実際にモデルハウスに宿泊すると、その「制限がある」感覚がよくわかる。
例えばリビングダイニングはほぼ同じ大きさになるだろうから、実際に今持っている家具をどのように配置すればいいだろうといったイメージを膨らませやすい。また、規格住宅でなくて注文住宅にしよう、という話に後々なったとしても、夫婦で話し合いをするときに、「あの家のリビングの広さを基準とすると・・」といった感じで、イメージがより明確に共有できる。宿泊体験して一晩をその場所で過ごしてみると、ある種のベンチマークとして、しっかりと記憶することができると思った。
あるいは、この規格住宅で行く場合どのような間取りにするのか、より具体的にイメージができる。
ホクシンハウスのLIVE FREEのテラス。
ここから浅間山が見える。
実際に自分がこの規格住宅をカスタマイズするのであれば、ここをテラスとして残すか、それとも中に入れて部屋にするのか、悩むところだな#ClassVesso pic.twitter.com/aeDyaw3eAx— 軽井沢移住者の櫻井です。 (@HelloKaruizawa) 2016年6月11日
例えばモデルハウス内でテラスとなっている、この一部分について。ホクシンハウスさんに聞いたところ、ここは壁を外側につけて部屋にすることも出来るのだとか。その判断をする上で、実際に一泊してみると、家の広さの感覚と同居する家族の生活リズムが見えてくるので、「一人になれるスペースが思ったより少ないからここにしっかりとした仕事部屋作ったほうがいいのではないか」など、良い判断が出来る気がする。
モデルハウスなので当たり前なのかもしれないが、かなりグレードの高い家電を置いてあった。これをガンガン使えるのも宿泊体験の魅力。
例えば使ってみてよかったもののひとつが食洗機。
生まれてこのかた33年、食洗機など一度も使ったことがない身分としては、「ここで食洗機を使わなかったら一生で一度も食洗機という文明の利器を体感せず死ぬかもしれない・・」と思い、とりあえず使ってみたわけですよ。
で、想像に難くないと思うけれど、
食洗機すげえええええええ
となるわけです。
ちょっと考えてみると、食洗機を購入検討する際に、家電量販店で説明をしてもらうことはできる。実演デモ見ることも(多分)できる。けれども、自分が食べた後の食器を、自分で食洗機に入れて、スイッチ押して、数時間後に感想まで終わった皿を見る経験に勝るものはないと思った。こういったモデルハウス、特にこのclass vessoはその辺りの設備については各メーカーすごくお金をかけて立派に作ってくれているので、最新の家電製品を試用できる、ということも素晴らしい経験になると思う。まあ予算もあるから、導入するかどうかはわからないけれど。
そしてこの class vesso ならではの家電、というか住宅設備が「薪ストーブ」。
薪ストーブつけてみた #ClassVesso pic.twitter.com/v2O04v0fk7
— 軽井沢移住者の櫻井です。 (@HelloKaruizawa) 2016年6月11日
薪ストーブというのは聞こえはいいのだが、ランニングコストや初期投資費用、他の暖房設備との併用の検討など、なかなか一筋縄ではいかない点もあり、軽井沢に家を建てるときには、実はかなり悩むポイントなのだ。
ただ、ここで一度体験すると、
「薪ストーブで暖を取るってどんな感じなのか」
「薪をくべるってどんな感じなのか」
「部屋の暖まり方と、暖まるまでの時間はどんなものか」
「薪の燃焼スピードはどの程度早いのか」
「薪を消火してからどの程度ぬくもりは残るのか」
「薪が燃えているときにどんな匂いがたちこめるのか」
など、リアルな薪ストーブライフがイメージできる。
さすがに薪割りと煙突掃除までは体験できないけれども、それ以外はだいたいイメージが出来る感じ。
ちなみにこちらの薪ストーブはスキャンサーム(skantherm)というドイツ製のブランド。
ただ、ホクシンハウスは高気密高断熱のあったか〜い家なので、薪ストーブは必要ないんだとか。
それでも、薪ストーブがあるとさらにあったか〜い感じになります。お高いんでしょ?というところですが、まあ機能性とインテリア性を兼ねた値段ということで紹介しておきましょう。男のロマンの世界・・・
最後に、もう一つ良かったのが風呂設備。
この「打たせ湯」だけではなく、1.25坪の風呂場に「ジェットバス」「レインシャワー」「テレビ」を完備している。
ホクシンハウスのLIVE FREEのモデルハウスのお風呂設備が豪華。レインシャワー、打たせ湯、ジェットバスなど。写真に収めていないがテレビもついている #ClassVesso pic.twitter.com/w2ZWKtuwC3
— 軽井沢移住者の櫻井です。 (@HelloKaruizawa) 2016年6月11日
で、これ、何が良かったかというと、「家庭用の高級風呂設備ってこんなものか」という実感ができたことだ。
たとえばジェットバス。よく銭湯などでジェットバスに入ることはあると思うのだけれども、業務用のジェットバスと家庭用のジェットバスはパワーが違うわけですよ。まあ、「家庭用だとこんなものか」というレベル感がわかる。
打たせ湯についても、「天井の高さがこんなもので水量がこの程度だと、このくらいの圧力か」みたいな感覚がわかる。
風呂の浴槽についても、1.25坪あるとこんなにゆったりとした感じなのか、という間隔がわかる。もちろんモデルハウス見学時に、お湯が張っていない浴槽に服を着て入ることはあるかもしれないよ。ただ、なみなみとお湯が張られた大きな浴槽に、素っ裸で入って、10分15分浸かるという経験があって始めて、「ああ大きな浴槽いいな」といった実感が生まれたな、と思う。
まあリアルな話をすると、そんなにお風呂に予算かけられるかわからないけど。
ホクシンハウスの回し者ではないが、このモデルハウスのひとつの特徴として、「空気をデザインする家」というコンセプトがある。
「空気をデザインする家」。ホクシンハウスのLIVE FREEのコンセプトらしい。 pic.twitter.com/HOREKQnCMu
— 軽井沢移住者の櫻井です。 (@HelloKaruizawa) 2016年6月11日
実際に宿泊体験をすると、その意味がわかる。
例えば、風呂に入っている時に薪の燃える匂いがする。これは、リビングに吸気口があって、お風呂場に排気口があるから。お風呂には換気扇がなくて、常に排気口に向かって空気がゆっくりと流れている感じ。だから、常にリビングで燃えている薪の匂いがお風呂まで香ってくるのだ。
24時間換気の良さは起きた時にも実感できる。お風呂場がカラッとしていて、水滴などがほとんど残っていない。これだとカビも生えにくいだろうな・・と感心する。脱衣所に干してあったバスタオルも完全に乾いていた。
ホクシンハウス LIVE FREEのお風呂場。24時間換気なので朝にはほとんど乾いている
ClassVesso pic.twitter.com/huO7PHhmpr— 軽井沢移住者の櫻井です。 (@HelloKaruizawa) 2016年6月11日
こういったことは、モデルハウスを30分やら1時間やら見学しただけでは絶対にわからない。宿泊体験するということで実際の暮らしのイメージが、家の機能性も合わせて理解できるのは素晴らしいと思った。
今回は御代田にあるclass vesso についてのレポートでした。少しでも雰囲気が伝わっていればいいのだけれど。
ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。
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このブログについて:2015年に東京都から軽井沢に移住した櫻井泰斗さんのブログを再編集してお届けしています。
新幹線通勤しようと思った背景はこちらの記事に書いています。
櫻井泰斗
2015年に東京都文京区から軽井沢町へ移住。移住当初から「#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ」を運営。Twitter上で、軽井沢の移住者や移住希望者をつなぐコミュニティをつくる。移住に関する情報交換や、移住者間のコミュニケーションを活発にした。2020年コロナ禍をきっかけに夫婦でYouTube活動を始める。軽井沢での暮らしや観光情報を発信している。
Youtubeアカウント:さくらい夫婦の 軽井沢チャンネル
タウナー不動産では、軽井沢エリアへの移住を検討されている方向けに、移住体験ができる貸別荘「HAFUMO軽井沢」をご用意しています。また、住まいに関するご相談も常時承っております。お気軽にお問い合わせください。
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電話番号
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