絶品モカソフトに季節ごとのオリジナルコーヒー。60年の老舗カフェ『ミカド珈琲』

2016年4月5日
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観光客で賑わう「旧軽井沢銀座」の商店街で買い物途中の足休めにカフェで一息。そんなときは老舗カフェ「ミカド珈琲」にぜひ寄ってみてください。軽井沢で60年以上の歴史を誇るこのお店は沢山の著名人に愛されてきた名店。店内に一歩足を踏み入れると昭和にタイムスリップしたような雰囲気です。
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観光客が1日2回食べる!?  大定番「モカソフト」

ここに来たらぜひ食べてほしいのが看板商品の「モカソフト」。コーヒー屋なのにソフトクリーム? と思うかもしれませんが、自社焙煎工場から直送のソフトクリーム専用のコーヒーをドリップして作るため、バランス感よくなめらかな口当たり。ほどよい苦味も、これぞコーヒーロースターだからこそ出せる味。コーヒーのお供にもピッタリの一品です。ここで初めてモカソフトを食べた観光客の中には、あまりに美味しくてその日中にリピートで来てまた食べてしまう人もいるほど。
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お店の入口が販売口になっておりテイクアウト可能。観光客で本格的に賑わう夏のシーズンは、1階はレイアウトを変更してモカソフトの行列を収容するスペースにしなければいけないほど混み合います。
 

ロングセラー「旧軽通り(コンチネンタル・ブレンド)」

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モカソフトで有名なミカド珈琲ですが、メインはもちろんコーヒー。開店から長い間、軽井沢に別荘をかまえる人たちに愛されてきた歴史があります。特に定番「旧軽通り(コンチネンタル・ブレンド)」は高貴な味に相応しい透明感のある酸味が絶妙なバランスで混ざり合う逸品。また香りと苦味が強く牛乳と相性の良い「フレンチロースト」、逆にさっぱりとした味わいの「スター・ブレンド」など、旬の豆にこだわった9種類以上ものコーヒーがラインナップ。
ちなみに春に登場した限定「桜ぶれんど」は、エチオピアとコロンビア産の豆をブレンドしており春の桜を連想する爽やかな味わい。季節ごとにメニューも一新され店内もガラッと模様替えするそう。夏、秋、冬と軽井沢の濃い四季の移り変わりのように、季節によって変わるメニューとお店の雰囲気も楽しみのひとつです。
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軽井沢で3世代に渡って愛されるコーヒーへ

朝の10時開店ということでモーニングはやってはいませんが、ふらっとやってきて丁寧に淹れられたコーヒーを楽しむ常連さんが多いそう。そのまま常連同士、話に花を咲かせる人も多く、これが軽井沢のスタイルなのかもしれませんね(馴染みにならないと、なかなか会話に交じる勇気が出ませんが……)。
コーヒーのお供には、昔ながらの製法にこだわった「ベイクドチーズケーキ」や、「旧軽モカロールケーキ」が特にオススメです。「最近、常連で来られる方のお子様も来店されることが増え、2世代にわたって愛していただきとても嬉しいです。これから3世代目の方にも伝わっていくよう変わらない味を提供し続けていきます」と店長。軽井沢にもし住むのであれば、常連になって、ゆるやかな時間の中で顔なじみの常連さんと会話を楽しみたいものです。
 
『ミカド珈琲 軽井沢旧道店』
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢786−2
アクセス:「軽井沢」駅から車で約10分
電話番号:0267-42-2453
営業時間:10:00〜17:00
詳細:http://mikado-coffee.com/