【軽井沢】季節の食材を味わうビストロ「ル・ボン・ヴィボン」
国道18号線を曲がり幾つものカフェが並ぶ通りを進むと、一際センスの良い建物「南欧料理 ル・ボン・ヴィボン軽井沢」が見えてきます。
シェフでオーナーの梅田さんは、都内のビストロで修行後、軽井沢へと住処を変えお店をオープンさせた、今話題の「移住組」の一人。
「変化を恐れずに、変わることを楽しみたい」という梅田シェフの料理は、定番メニューよりも四季の食材を使った期間限定メニューが多く、これもリピーターを飽きさせない工夫の一つ。信州の食材を加えることで、他にはない、常に進化し続ける料理を提供しています。
天井が高く広々とした店内からは、大きな窓越しに軽井沢のグリーンを楽しむことができます。この日はあいにくの雨でしたが、あじさいが綺麗に咲いていて癒されました。
窓からの景色と美味しい料理があれば、お一人様でも楽しく過ごせますよ。
心地よい美味しさがつくる、癒しの時間
一人でも大勢でも、食べたら癒されるオススメの料理をご紹介します。
コンソメゼリーの下にとうもろこしのムース、二層の間にはなんと夏が旬のウニが挟まった贅沢な一品です。とうもろこしの甘みがコンソメで緩和され、心地よいお味に。ミネラル豊富なウニのアクセントがクセになる、ずっと食べ続けていたくなる美味しさでした。
「野菜のムース」は通年で展開していますが、使う食材は旬のもの。
どんなに人気のある料理でも、「旬」にこだわった食材を提供することを徹底しているので、今回紹介した「初夏のとうもろこしの冷製ムース」も長くて9月頃までの提供予定。
秋、冬にはまた違う野菜のムースが待っているかと思うと、季節ごとに訪れたくなりますね。
女性ならテンションが上がる、この見た目の華やかさ!今回はレタスだけでも3種、全部で15種類ほどの野菜やシーフードが入り、目にも鮮やか、食べ応えも十分。
「今回は」……というのも、その日の仕入れによって野菜が変わるので同じサラダは二度と食べられないかもしれない、そんな貴重なサラダなのです。
全て顔見知りの農家から仕入れた野菜で作るサラダは、夏季限定。8月くらいまでの提供予定。
4月〜12月と比較的長い期間楽しめるムール貝の白ワイン蒸しは、北海道から取り寄せたムール貝を使用。海の旨味が凝縮されたスープとプリプリのムール貝は言うまでもなく美味。
にんにく、オリーブオイル、マヨネーズの「アイオリソース」は、お好みでパンに塗ったり、スープに溶かしていただきます。
軽井沢に移住された梅田シェフは、閑散期の冬を使って毎年フランスへ行く生活を続けています。
「この生活を求めて軽井沢へ移住をした」と言う梅田シェフは、自分が求める働き方と暮らし方を実践されていて、とてもいきいきした様子。フランスで美味しい料理や文化に触れ、満たされることで、仕事にもストイックになれるのだそう!
そんな梅田シェフの料理は、軽井沢の別荘地に訪れるファミリーを中心に、世代を超えてファンを作り続けています。
『南欧料理 ル・ボン・ヴィボン軽井沢』
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2621-19
アクセス:軽井沢駅から車で約10分、中軽井沢駅より徒歩20分
電話番号:0267-31-6605
営業時間:ランチ11:30〜13:00(LO)、ディナー17:30〜20:30(LO)※予約優先でご案内
定休日:水
詳細:http://lebonvivant.jp/index.html
※表示金額は税別