軽井沢に新バイパスができる!追分方面へ伸びる「借宿バイパス線」とは

2016年4月27日
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現在、軽井沢にあるメイン道路は2つ。しなの鉄道の線路を境に、北の「国道18号」と南の「国道18号バイパス」。ともに軽井沢の東西をつなぎ、毎日多くの人が利用する道路。
そこに新たにもう一つ。18号バイパスからつながる新たなバイパスが、平成30年をメドに開通する予定です。

追分国道
平成26年度から着工し、ただいま建設中。名称は「借宿バイパス線」。18号バイパスから枝分かれし、国道18号「借宿」交差点の南、信濃追分駅の踏切付近の交差点とつながります。ちょうど、しなの鉄道の線路の北側に沿うように伸びる形。全長およそ800m、幅は約10m。

借宿バイパス線
地図をご覧下さい。こんな感じで接続します。
理由は渋滞回避のため。借宿の交差点付近には国道18号と18号バイパスの合流地点があり、西の追分方面へ向かう場合、そこから先は実質1本になってしまいます。観光シーズンに混み合うことはもちろん、普段でも特に軽井沢でお仕事をされている方の帰宅ラッシュの時間はなかなか車が進まない状態。しかも道はそのまま隣の御代田町や佐久市へと続くため、このエリアも合わせた多くの方々にとって悩みの種だったんです。
少し南に、国道を経由せず塩沢方面から抜ける迂回ルートはあるはあるのですが、メイン通りではない部分は道が細く、また子供達の通学路でもあったため危険性が指摘されていました。

借宿新バイパス
※参照:軽井沢町より

完成イメージはこちらです。立体交差形式で18号バイパスとつながります。開通すれば18号バイパスからこの迂回ルートのメイン通りへ直接アクセスできるようになり、軽井沢と西側エリアをつなぐ幹線道路が2本に。これで流れはかなりスムーズになるはず。まだまだ道のりは途中。30年の開通が楽しみです。