1泊2日で西軽井沢の暮らしを体験!class vessoと共同で『ちょうどいい田舎暮らしリアル覗き見ツアー』を開催しました。

2017年5月18日
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class vessoとの打ち合わせで「現地の暮らしを体験できるツアーを一緒にやろう!」と決まったのは2017年に入ってまもなくのこと。
クラスベッソツアー
タウナー不動産は軽井沢の物件を取り扱っていますが、単なる物件紹介ではなく、「どんな暮らしがそこでできるか」を重視してご提案させていただいています。class vessoは御代田町にオープンした住宅展示場ですが、実際に泊まることができ、建物そのものだけでなくそこで体験できる「暮らし」も味わってもらうのがコンセプト。
そんな両者の間でトントン拍子で話が進み、共同開催となったのが『ちょうどいい田舎暮らしリアル覗き見ツアー』。舞台は「西軽井沢」。軽井沢の西側の追分エリアから、隣り合う御代田町に佐久市、小諸市や東御市まで広がる一帯です。
軽井沢の観光地といえば、アウトレットや旧軽井沢銀座など駅近くの東側に集まっていますが、実は西側にもワイナリーやクラフトビールの醸造所、温泉にスキー場など見所はたくさんあるんです。夏でも観光客で混み合うこともなく土地の相場も高級別荘地に比べて手頃なので「自然を楽しみながらゆったり暮らしたい」、ここ数年そんな移住者の方々にも注目されています。
ツアーは1泊2日。各スポットを回り、物件も実際にご案内。さらに移住者を交えた座談会に、class vessoでの宿泊と、現地の暮らしをぎゅっと詰め込んだツアーのレポートです!

まずは小諸と東御へ。ワインと地ビールを味わう!

最初に訪れたのは、世界でも評価の高い「ソラリス」という高級ワインを製造しているマンズワインです。軽井沢からは車で40分ほど。
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小諸は全国有数のワインの産地。浅間山から流れる南傾斜の地形は、日当たりと水はけがよく、昼夜の寒暖差の大きさに降水量の多さといった気候もあり、ワイン用のぶどう栽培に最適なんです。
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長野県もワインづくりに力を入れていて、「信州ワインバレー」として30近くの県内のワイナリーをまとめ、長野ワインとしてブランド化を目指しています。実際に小諸には移住してぶどう栽培やワインづくりを始められる方も増えています。

次はさらに西に20分ほど車を走らせ東御市へ。東御の地ビール「オラホビール」が味わえる「レストランOH!LA!HO!」でランチです。ここはとにかく景色が最高!窓からは小諸や東御の街並み、その先の八ヶ岳や蓼科山などの南アルプスを一望できます。

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この景色を眺めながらのご飯の美味しさは言わずもがな。スタッフや参加者同士でゆっくり話ができたのもよかったです。
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今どこに住んでいて、なぜ移住を考えているか。仕事のこと、家族のこと、移住にはハードルがあるのも確かです。お互いに情報交換して悩みも共有して。実際に移住したスタッフの体験談もお話しさせていただきました。

御代田町と佐久市に軽井沢。次は生活する上で欠かせないスポットめぐり

ワインと地ビールを味わったあとは日々の暮らしに欠かせない場所へ。まずは軽井沢と御代田町に隣り合う佐久市から。
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東御市から車で30分。佐久市の周辺は佐久平とも呼ばれ、北は浅間連峰、東と南を関東山地、西を八ヶ岳に囲まれた盆地。お米や日本酒が有名で、約20年前にJR佐久平駅ができるまでここ一帯は田園風景が広がっていました。駅ができて町の景色は変わり、駅裏にはマンションが建ち、イオンモールに大型のホームセンター、家具や家電の量販店まで集まるように。
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軽井沢からは車で30分ほど。大きなお店のない軽井沢の人にとって生活に欠かせない場所です。全国屈指の医療体制の整っている佐久総合病院もあり、軽井沢だけでなく周辺地域に暮らす方々にとっても非常に心強い存在です。
次はclass vessoのある御代田町へ。軽井沢と佐久市のちょうど中間にあり、どちらも車で15分ほどで行くことができます。何より、しなの鉄道「御代田駅」を中心に半径2km圏内に小学校・中学校、保育園・幼稚園、スーパーや町役場まで集まり、自転車でも生活できてしまうほど便利な町です。
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すぐ隣は軽井沢ということもあり自然環境が良く別荘を構える人も。それでいて土地の価格は軽井沢よりずっと手頃なので近年は移住される方々も増えています。
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名所の雪窓湖と雪窓公園には、休日には親子連れの方などたくさんの人が集まります。景観条例も軽井沢ほど厳しくなくコンビニは24時間営業、夜遅くまでやっているお店もあり生活面は軽井沢より便利と言えます。

軽井沢の食の宝庫。「発地市庭」とスーパー「ツルヤ」で買い物

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最後は軽井沢。昨年の夏にオープンしたばかりの「発地市庭」とスーパー「ツルヤ」へ。発地市庭は軽井沢の南の塩沢エリアに新しくできた野菜の直売所。
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「霧下野菜」と呼ばれる、涼しい気候と朝霧で甘く育つという軽井沢ブランドの野菜をはじめ、御代田町や佐久市、さらに全国から新鮮な野菜が届きます。
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季節によって置いてある野菜はさまざま。僕も昨年の夏に規格外のサイズのほうれん草をゲットしました(笑)。
そしてツルヤへ。2日目の朝食の買い出しも兼ねてじっくり買い物の時間です。
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まず見てください!この品揃え。
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都内のスーパーでは考えられないくらい豊富です。野菜や果物はもちろん、肉に魚、地ビールにワイン、さらにジャムや100%ジュースなどオリジナル商品まで揃う軽井沢の食材の宝庫といってもいい場所。
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夏には別荘族や観光客で周辺は渋滞ができるほど。ツルヤがあるから軽井沢で飲食店を開いたなんて方もいらっしゃいます。しかも値段は手ごろで、軽井沢に暮らす方は日常にこんなスーパーがあるなんて羨ましすぎます。
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長野県は内陸のはずが鮮魚の種類も豊富。class vessoのスタッフの方々も「大トロがあるよ!」と興奮ぎみです。

夜は移住者を交えた座談会 & 懇親会。リアルなお話を聞く

夕方にclass vessoに到着。1日現地を回ったら次は移住者のお話が聞ける座談会です。会場は6棟のうちの一つ、「VOICE」と呼ばれる建物です。
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プレゼンターは「NPO法人 信州御代田ハピネスプロジェクト」の長谷川紀子さんと「ヤッホーブルーイング」の佐藤潤さん。佐藤さんは前回東京で行われたトークイベントでもご登壇いただきました。ファシリテーターはタウナー不動産の田久保が務めます。
長谷川さんは10年以上前に横浜から御代田町に移住。現在はお仕事のかたわら、WEBサイトでの発信やイベントを中心に御代田町の魅力を伝える活動をされています。佐藤さんは、佐久市に醸造所を構えるクラフトビールメーカーのヤッホーブルーイングへの転職を機に、3年前に東京から軽井沢に移住されました。
さっそく座談会、とその前にクラフトビールで乾杯!「香りが引き立つようグラスについでお飲みください」と佐藤さん。
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今回はざっくばらんにトークということでプレゼンターもビールを片手にスタート。テーマは「ここがよかった!軽井沢暮らし」
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まず長谷川さんの「移住者に対して壁がないこと」「御代田町はどこに行くにもアクセスがいい」という言葉が印象的でした。コミュニティがない中での移住は当初は不安だったそうですが、もともと移住者の多い土地柄なのか自分から働きかければ周りはきちんと応えてくれます。その中で出会った方々と共に活動されています。
そして御代田町は軽井沢と佐久市のちょうど真ん中。ちょっと軽井沢に出かけたり、大きな買い物をしに佐久市へ、というときも車で15分ほど。夏に軽井沢ICから渋滞するときは、一つ先の佐久ICで降りてすぐにアクセスすることもできる場所。今回ツアーで回った小諸市や東御市へも車で20分ほどで行けてしまいます。
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「生活にメリハリがつくようになった」と佐藤さん。「東京にいた頃は街の明かりが24時間消えなくて、毎日刺激的で楽しい分どこか無理をして疲れていた気がします。夜遅く仕事が終わってそのまま飲みに行くことも当たり前でしたし。軽井沢では朝早く出社して基本的に6時には帰る生活。みんな車通勤ということもありますが、飲みに出かけることは少なくなりましたね」。
「家で子供と一緒にご飯を食べたり、自分の時間に当てることができます。どうしても仕事が終わらない時は子供を寝かせた後に作業することはありますが、生活を自分でコントロールしやすくなったのは確かです。健康的になりましたね」。
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座談会の後はclass vessoの隣のレストラン「トーマス」で懇親会。そして美味しい料理をいただいたら、class vessoに戻ってそのまま1泊。夜は実際の暮らしを体験します。
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それにしても薪ストーブのある暮らし、憧れます。今や何でもスイッチ一つで済む便利な時代ですが、「暮らしを楽しむ上でそれが本当にベストか」と言われると考えてしまいます。薪を調達するのは大変です。ホームセンターで買うこともできますが、灯油やガスのストーブに比べてランニングコストは高く、暖まるまで時間もかかる。それでもじんわり体の芯から暖まるような感覚は他の暖房機器では味わえません。自分で割った薪ならなおさら。そんなことを考えていたら眠くなってきました。明日はツアー2日目。ちょっと早いですがこれでおやすみなさい。

2日目は物件案内ツアー!実際に土地を見て回る

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2日目は実際に土地物件を見て回ります。エリアは中軽井沢、追分、御代田町。「ちょうどいい田舎暮らし」がテーマということで、別荘地より定住向きの場所をピックアップしました。まず「保育園・小学校が近いこと」、そして「スーパーへ気軽に買い物に行ける距離であること」
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最初にご案内した中軽井沢の分譲地は、駅からわずか1kmと徒歩圏内。さらに小学校に保育園、ツルヤと全て歩いて行けて、車社会の軽井沢でも車なしで暮らせるほど便利な立地です。
追分にも条件の近い土地があり、こちらもご案内。実際にこういう土地は移住者の方に人気があり、軽井沢は別荘地としての顔だけでなく、とても生活しやすい場所なんです。
分譲地と聞くと「整然と区分けされた味気ない土地」、そんなイメージを抱くかもしれませんが軽井沢は別です。しっかり緑が残っていて、静かで、中には浅間山の眺望も楽しめるほど開放的な場所もあったり。暮らすのも新しく越してきた方々ばかりなので、昔からのしがらみのようなものもなく、一からコミュニティを築きやすいメリットも。お互い軽井沢の暮らしは初めてでも日常の悩みを共有できたり、助け合っていくことができます。
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次は建物の中へ。今度移住されるお客様の建物がちょうど完成したこともあり、特別に中を見せていただきました。こちらはclass vessoで建てることもできる「COVACO」という平屋のモデル。
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COVACOは「コンパクトな暮らし」がコンセプト。30坪以下の平屋と決して大きくはないですが、だからこそ暮らしはシンプルに。平屋は階段の昇り降りもなく生活動線がスッキリし、暖房の熱もすぐに部屋全体に行き渡るため光熱費も抑えることができます。ウッドデッキに出れば広がる落葉樹の森。3月なので葉を落としていますが、夏はいっせいに深緑になり秋は紅葉も楽しめます。
建物の隣にはちょうど空き区画があり、「庭を作るならこう」「駐車場はこういうアプローチで」「薪棚を作るならここの隣がいいですね」などなど、イメージ図面を元にご説明させていただきました。
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ここは御代田町の別荘地の一画。軽井沢との町境で自然の残る環境ながら、軽井沢でも手頃な追分と比べても相場はその半分ほどです。class vessoの建物もコンパクトでリーズナブルなものが多く、新築でも2000万円台から建てることができるんです。

1泊2日の長いツアーもようやく終了。次回は夏にやってみたい!

お昼にclass vessoに戻ってきてツアーは終了。たくさんに方にご参加いただき本当にありがとうございました。移住したらどんな生活ができるのか、どんな楽しみがあるのか。一口に軽井沢と言っても、観光地を回るだけでは見えないものはたくさんあります。
次回以降も軽井沢だからこそ体験できるアクティビティを企画したり、もっと軽井沢を知ってもらってここで暮らしたい、そう思っていただけるようなツアーを企画したいと考えています。
 
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