長野ワインが一堂に集う!軽井沢に新ワインバー「オーデパール」がオープン!

2016年8月3日
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長野県産のワインを一堂に集めたバーを軽井沢に。そんなコンセプトを掲げるワインバー「オーデパール」が、7月30日にJR軽井沢駅の隣にオープンしました!
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オーデパールとは、フランス語で「出発点」という意味。新幹線も停まり、夏のハイシーズンには多くの人が行き交う軽井沢駅。
場所は改札を出て徒歩1分という絶好の立地で、観光の行き帰りにふらっとバル感覚で立ち寄れます。もともと信越線のホームで駅弁を販売していた建物を改修。
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これまでずっと使われずにきた建物も息を吹き返し、しかも外のプラットフォームにもテラス席を設けた粋なデザインのお店です。

長野県産のワインがまとめて楽しめるのはここだけ

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最初にご紹介した通り、「長野県産のワインをまとめて楽しめる場を」というコンセプトがあります。実は長野県は全国でも有数のワインの産地。山あいに囲まれた丘陵地による水はけのよさ、そして日照時間が長く、降水量も少なく、昼夜の寒暖差の大きい気候はワインの本場フランスにも似ており、ぶどう栽培に適した環境です
県内には30社近いワイナリーがあり、その生産を支えるぶどう栽培農家の方々もたくさんいらっしゃいます。それらを「信州ワインバレー」としてまとめ、厳しい審査を含む「NAC(長野県原産地呼称管理制度)」という独自の認定制度も設け、高品質のワインづくりを行っているのです。例えば、スーパー「ツルヤ」でも人気の『五一わいん』は塩尻市でつくられている有名なワインのひとつ。
しかし各地の生産量のバラつきもあり、全てのワイナリーのブランドをまとめて楽しめるバーはこれまでありませんでした。このバーはいわばひとつの実験。これから全国にPRしていくために、多くの観光客が集まる軽井沢に、それも駅の隣に店を出す意味は大きいです。
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オープン現在では、10社40種類のワインが並び、今後は県内全てのブランドを取り揃えていくとのこと。料理は「地産地消」をテーマにワインに合う軽井沢や信州の食材を使った肉料理や、サンドイッチがいただけます。こちらはその場で食べることができるのはもちろん、テイクアウトして新幹線の中で楽しむこともできます。

ここを長野ワインの”出発点”に

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オープン資金の一部はクラウドファンディングでも募られ、無事に目標金額を達成したことからも注目度の高さがうかがえます。これからの展望を聞くと「この店は長野ワインの発信拠点です。今後はより多くの人に興味を持っていただくために、バスでワイナリーを巡るツアーも企画しています」とおっしゃっていました。ぶどう畑の見学からワイン醸造の現場まで。ワインがどうやってできているか実際に見ることができます。
ワイン好きがずっと待っていたようなコンセプト、そして駅近という絶好の立地。軽井沢にまた新しいスポットの誕生です。
「オーデパール」
http://www.karuizawa.co.jp/newspaper/news/2016/06/post-14.php
「信州ワインバレー」
http://www.nagano-wine.jp/winery/
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